良い点
・近距離で状況を確認できる
・下地の状況を確認できる
・手で触れて状態を確認できる
・細かい所まで写真を撮れる
目視調査
目視調査の『良い点』と『悪い点』を再確認しましょう。
目視調査の良い点として、現状確認があげられます。
屋内での調査の場合、近くで見て触れられる分
現状を確認するという観点では、ベストだと思います。
悪い点
・住人が確認できない
・故意に壊される可能性がある
・調査時に破損する可能性がある
・高所の場合転落する可能性がある
しかし
残念なことに、良い点ばかりではありません。
屋外の屋根など目が届かない場所、
現状を確認するのは基本、調査員だけとなります。
悪い点でもあげた様に、屋外調査では
『偽装・虚偽』『故意に壊す』などの行為も多発しています。
偽装や虚偽行為が発覚した場合、保険金がおりないだけでなく
詐欺で訴えられる可能性もあります。
自分の目で確認せず、調査員に委ねて大丈夫ですか?
屋外調査結果
保険会社から派遣される査定調査員がハシゴを使い屋根に登り、
被災調査を行う方法は年々減少しています。
目視調査 ・・・・・・・ 15件
カメラ調査 ・・・・・・ 162件
ドローン調査 ・・・・・・ 0件
その他(未調査)・・・・ 26件
※当団体調べ による結果
以上のデータをもとに考えると、
屋外調査の場合、調査員が危険覚悟で屋根に登り
隅々まで調査を行っても、保険会社から派遣される査定調査員は
カメラで確認するだけと言う事が分かります
◇目視調査について◇
屋外の調査方法としては、一般的に普及している手法
急こう配の屋根は調査不可
2階以上の建物であれば、一番有効な調査方法
ただし、住人が同時に確認出来る事が前提。
結論
ドローン調査が難しい地区や2階建て以上の建物
屋内調査の場合のみ実施。
ライブカメラにて同時配信します。
事例一覧
屋根からの転落や踏抜きなどの事例が多数あります。
スレート工事中に踏抜き 塗装工事中に滑落 雨漏り修繕中に踏抜き
かわら工事中に墜落 気扇工事中に踏抜き コンクリート屋根が崩れ下敷き